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      木取り、養生が終わりましたら下ごしらえしていきます。 
      寸法の小さい側(広い面同士)から第一基準面を手押し鉋盤で出 
      し、自動鉋盤で厚さを決めます。私の場合は、ここから短い部材は 
      横切り盤で次の面の寸法を決めてしまいますが、長い部材やそれ 
      が出来ない場合は次に手押しかんな盤のガイドフェンスの直角を 
      出して第二基準面を出し、自動鉋盤で厚さを決めます。 
      最後に横切り盤で長さを決めます。
   写真は全ての下ごしらえが終わったところですが、一部ダブります 
      が具体的な設計部材寸法を書いておきますと、写真奥(上)より 
     
      ロッカー    --------- 39t×125×870 
      柱(脚)    --------- 45t×110×945 
      アーム   ---------- 40t×70×485 
      側座枠   ---------- 53t×75×510 
      後座枠(背座共有枠)-- 69t×80×600 
      背板     ---------- 60t×77×600 
      前座枠    ---------- 60t×69×606   となりますが、実際には仕上げ削りや嵌め合い調製分を自分なり 
      に上乗せすることになります。 
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