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 29 組み立て 1 2003.6.5記


アーム組み立て

挿し込み終了 

楔を打ちFクランプで締め付けます

上下の写真はクリックで少し大きくなります。
 


  まず脚とアームを組んでいきますが、締め付け冶具を良く現合確
  認して作っておきます。
  アームは必要な部分をシッカリ木殺ししておきます。またアームが
  どこまで差し込めば良いかマークしておきますが、当然マークは所
  定の位置まで差し込んだ時に、マークが見えなくなる位置になりま
  す。
  ホゾ穴と溝に接着剤を塗布して軽く挿し込み、後は上の写真のよう
  にアームの締め付け冶具を当てて、クランプでマークが見えなくな
  るまで締め込んでいきます。と、言いましてもマークが見えなくなっ
  ても、これ以上締め付け出来なくなるまで締め付けます。
  この締め付けはかなりの力で締め付けることになりますので、写真
  の様子からアーム先端は未加工になっている理由が分かると思い
  ます。
  
  ここで一番注意しなければいけないことは、この嵌め合い(ホゾ)は
  胴付き面がハッキリしていませんので、面が決まりませんから締め
  付け具合でどうしても左右にずれる(傾く)可能性が有りますし、そ
  の狂いを一目で確認できません。
  クランプでの締め付けは片締めになりますので、そうしたことも意
  識して組み立てます。
  二段目の写真は挿し込みの終わったところになりますが、内側を
  下にして作業台などの平面に置き(上の写真と同じ状態です)、ア
  ームの先と元の作業台からの寸法を測り傾きを確認します。狂い
  が大きければここで修正しますが、アームですから1〜2ミリの狂い
  は良しとしましょう。
  次に余分な接着剤を拭き取り、ホゾの飛び出した部分を切り取り
  楔を打ち込みますが、込み栓部分は避けますしホゾ幅が有ります
  ので、必然的に二ヶ所打ち込むことになります。
  下の写真のようにアームの外側は R が有りますので、テーパーの
  付いた当て木をして F クランプで締め付けて接着剤の乾燥を待ち
  ます。