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34 組み立て 6
2003.6.10記
次に組み立ての関係でそのままになっていた、アームの先端部分
を仕上げていきます。
アーム先端は角度の付いた R に仕上げますので、上左の写真の
ように型紙でアームの上面に R を罫書きます。側面(木端)の角度
は自在角度定規を使って罫書き、半対面(裏)にも型紙で R を罫
書きます。
上右の写真は罫書き終わったところになりますが、罫書き線を目安
に手鋸で適当に二段目の左写真のように落とします。後は小鉋で
罫書き線に従って削りますが、角度が有りますので表裏の罫書き
線に注意します。ここは片持ち式のアームですからぶれますので、
二段目の右写真のように足で抑えるなどして削ります。
R が付いていますので両木端から中心に向かって削ることに成り
ます。また鋸による切り落としが滑らかでなければ、ある程度まで
はノミで鉋がかけやすいように落としておきます。またノミで削り後
を残した、適度なゴツゴツ感の仕上げもなかなか良いものですが、
ただこれは気を付けないとイヤミなものになってしまう可能性が有
りますので、全体の雰囲気から見ていくことになるでしょう。
最後はサンダーとサンドペーパーで下左の写真のように仕上げ、
その右写真のように木口全周ノミで面取りしますが、左右はぶつか
ったりすることを考えて少し大きく面取りします。
これでアームの加工終了となります。