Welcome to   Wood worker kei   home page

    
 

Top
Information
Exhibition
Challenge
Challenge2
Challenge3
Link

 

 Challenge 3   

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66 67                          
 43 綿ロープ編み 8 2003.6.19記


座側を適当に仮巻きします

背側を適当に仮巻きします
 


  次に上の写真のように座面側の本巻き二回捨て巻き二回をワン
  セットとして適当に数回仮に巻き付けます。
  次に下の写真のように背側も同じように本巻き二回捨て巻き二回
  をワンセットとして適当に数回仮に巻き付けます。この時には当然
  共有枠部分は、背と座が交互になるように巻き付けることになりま
  すが、ロープが緩んだ状態ですからロープを通す位置に注意して
  巻き付けます。

  次に今背座に巻いたロープを正式に巻いていきますが、まず座側
  からしっかりテンションをかけて詰めて巻いていきます。特に座の
  後ろの部材(背座共有枠)は下側が直線、上側が R ですからテー
  パーが付いた形になりますので、センター方向へ寄ろうとしますの
  でしっかり詰めて巻いていきます。
  このことを少し詳しく書きますと、背座共有枠は両外が太くセンター
  部分が細くなっていますので、巻き始め部分は巻く度に本巻きロー
  プが短くなっていきます。前に書きましたように、両端部分は特にテ
  ンションを意識して強く巻きますので、詰めて巻いておきませんと後
  で詰めようとするときには、張りが強くなる方向へ詰めることになり
  ますので、非常に大変になります。
  また巻き終わり部分は、逆に本巻きロープが長くなっていきますの
  で、詰めるときには特に強い張りにしておきたい端部分の本巻きの
  張りが緩んでしまう方向になります。こうしたことから背座共有惑は
  特にかくしっかり詰めて巻いておくことが大切です。これは背側を巻
  く場合も同じことになりますので、ワンセット巻くごとに木べら(木片)
  でしっかり詰めて巻きます。
  本巻き二回、前枠に捨て巻き二回巻きましたら、ここでクリップクラ
  ンプで止めておきます。
  次に背側も本巻き二回、背板に捨て巻き二回巻きましたら、こちら
  もここでクランプで止めておきます。
  後はこの繰り返しで、仮に巻いてある部分を巻いてしまいます。仮
  に巻いてある部分を巻いてしまいましたら、また座と背を数回交互
  に通して仮巻きして同じように進めていきます。

  ここで一つ注意しなければいけませんが、写真からも分かると思い
  ますが、背座共に表側は編治具の上を通しますので問題ありませ
  んが、背の後ろ側は編み冶具の間を通すことになりますので、ロー
  プをあまり多くけさに取り過ぎますと、ここを通しにくくなりますので
  注意してください。