上の写真はあと一息まで編み進めたところですが、この少し前辺り
まで編んだところで、綿ロープは300メートル使い果たしてしまうと思
います。その辺りからまた引き通しがきつくなりますので、またピン
セットが必要になるでしょう。
最後はきっちり収まるように、左右の進み具合、目数の収まりや裏
表の進み具合を見ながら、詰め具合を調整して編み進め、終わり
のロープ端末を留めていきます。
二段目の左写真は編み終わったところになります。
目イッパイ詰めて編んでいますので、なかなか大変だと思いますが、
二段目の右写真のように、まず横ロープを木ベラで何とか強引に
押し下げて、終わり部分を留めるために掘りこんだ溝を出します。
次に溝に部分にロープを巻き、緩まないように適当なところにクリッ
プクランプ留めておきます。三段目の左写真のように二ヶ所ほど釘
締めを使い小鋲で留めて余分なロープをノミで押し切ります。
後は横ロープを留めた部分がうまく隠れるように三段目の右写真
のように修正して背側の編み終わりになります。
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