Welcome to   Wood worker kei   home page

    
 

Top
Information
Exhibition
Challenge
Challenge2
Challenge3
Link

 

 Challenge 3  

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48                        
 38 編み込み 14 2004.2.21記

右前ロック部分です


  写真は右前のロック部分を詰めているところの拡大になりますが、
  ここはロックするペーパーコードを上側から下側に通す部分になり
  ますので、詰めて決めにくい側です。

  何度も書いていますが、ここの処理がこの編み方の一番重要なと
  ころだと思います。座枠から座枠へ渡したペーパーコードがクロス
  する部分は、必ず接触させて写真の指先の部分でロックしますが、
  写真のように編み進めるに従って、ロックする部分がフレームから
  離れていきますので、座枠から座枠へ渡したペーパーコードを接
  触しやすくなります。フレーム仕様にもよりますが、逆に言えばフレ
  ームに近い間は、クロスする部分のペーパーコードが離れている
  場合は非常に接触させにくくなります。
  そのためにこのイスでは、写真と対角部分のロックのし難さを犠牲
  にして、自然にクロスする部分が近付くように、座枠から座枠への
  ペーパーコードの渡し方を優先しています。

  ロックするペーパーコードを上側から下側に通す場合は、編み始
  めはそれ程でもないのですが、間口が狭くなるに従って徐々に決
  めにくくなってきてしまいますから、この作業性を優先したいので
  あれば、ロックするペーパーコードを全て下側から上側に通すか
  け方にする必要があります。何度も書いていますがこうしたことは
  自分なりに納得のいく方法を選択していくしかないでしょう。

  またもう一つの、座枠から座枠へのペーパーコードは全て下側か
  ら上側への渡し方で、ロック部分のペーパーコードが必ず下側か
  ら上側へ通る場合は、座枠から座枠へのペーパーコードは斜めに
  渡すことになりますので、フレームに近い間はクロスする部分のペ
  ーパーコードが離れますので、接触させにくくなります。そうした意
  味からも、この編み方では座枠をなるべく薄い(上下方向)仕様に
  しておく必要があることが分かると思います。