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 29 編み込み 5 2004.1.25記

下からペーパーコードを対面の側座枠の下へ渡したところです

外、上と回して後座枠下側へ回します  後座枠の外、上へと回します

後座枠上から前座枠上に渡します 前座枠の外、下へと回して左側座枠上に回します


  上の写真のように左座枠の下側へ渡したペーパーコードを、二段
  目の左写真のようにそのまま外側、上を通して折り返し、それを後
  座枠の下側へ回します。

  次に二段目の右写真のように、後座枠の外、上を通して折り返し
  ます。

  次に下の左写真のように、そのまま上を通して前座枠の上側に渡
  します。

  次に下の右写真のように、そのまま外、下を通して上に折り返し、
  それを左座枠上側に回します。

  ここで二段目の写真と見比べていただくと分かると思いますが、前
  に書きましたように後脚間は絞っていますので左右はフレームでペ
  ーパーコードが決まり動きません(広がらない)が、下の右写真の
  ように前側は広い分を埋める捨て巻き部分が有りますので、写真
  のように左側座枠にテンションをかけてペーパーコードを回すこと
  で、後座枠から前座枠に渡したペーパーコードが外に広がってしま
  います。

  このことから前座枠の捨て巻きは、理論的にマークした位置より少
  し多めに巻いておく意味が分かると思います。またテンションのか
  け方で、後座枠から前座枠に渡したペーパーコードの広がりが変
  わりますので、自分なりのものを掴む必要があることもわかると思
  います。
  経年変化を考えると、可能な限りテンションをかけて編んでいきた
  いところですが、写真から分かると思いますが、始めの数回は支
  えがありませんから、どうしても後座枠から前座枠に渡したペーパ
  ーコードが外に広がり易いので、そうしたことを意識してテンション
  を掛け、前側左右の座枠に掛ける部分に関しては様子を見ながら
  ある程度加減して編み進めていく必要があるでしょう。