上の写真が呼び径3ミリのペーパーコードのワンロールになります
が、これは表面に撚りが出ないように潰して滑らかにしたタイプで
すが、アンレースタイプと言われているようです。
手持ちで一つ上の呼び径で3.5ミリのものがありますが、これは表
面に撚りの出ているもので、たった0.5ミリの違いですが更に硬く丈
夫ですが、小さい座面では非常に編みにくいこともあり、このイス
程度では3ミリで十分ではないかと思います。
下左の写真は左が3.5ミリ、右が3ミリになりますが、どちらも三つ
撚りですが表面の違いが分かると思います。
ワンロールで 5キロ程度ありますが、このイス程度の座面でしたら
4〜5脚編むことができますので、4脚として1脚1.25キロですからそ
こそこの重さになることが分かると思います。 ペーパーコードも綿ロープと同じように、下右の写真のようにロール
がスッポリはいるプリバケツなどに入れて、中側から引き出して使
います。綿ロープでは中側から引き出して使う場合でも、柔らかい
ので絡まる可能性が有りますから、センターにピンを立てたりそれ
なりの注意が必要ですが、ペーパーコードは硬いのでまず絡むこ
とはないでしょう。
使い残しは蓋をしておけば埃よけになり、日焼けを防ぐことも出来
ますし、取っ手が有りますので持ち運びも楽です。
また複数積み上げることもできますので、なかなか重宝するのでは
ないかと思います。
ただポリバケツの標準的な寸法は、ロールがスッポリ入るものは
深さがあまってしまいますので、背の低いものがあれば最適です
が、色々探したり工夫してみてください。 編み込みに必要なものは、ペーパ−コードを切断する鋏かニッパ
編み目を調整したり決める木ベラかマイナスドライバー、編み込み
を叩いて詰めるための金槌、ペーパーコードを一時的に留めてお
くクリップクランプ、後はペーパーコードは非常に硬くて指に負担が
かかりますのでしっかりした皮手袋です。クリップクランプは慣れれ
ば無くても構いませんので必需品ではありませんが、まずは編むこ
とに専念して慣れるために用意しておいたほうが良いでしょう。
|