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 26 編み込み 2 2004.1.16記

呼び径3ミリのペーパーコード

左が呼び径3.5ミリ、右が3ミリのペーパーコード ワンロールをポリバケツに入れて中側から引き出して使います 


  上の写真が呼び径3ミリのペーパーコードのワンロールになります
  が、これは表面に撚りが出ないように潰して滑らかにしたタイプで
  すが、アンレースタイプと言われているようです。
  手持ちで一つ上の呼び径で3.5ミリのものがありますが、これは表
  面に撚りの出ているもので、たった0.5ミリの違いですが更に硬く丈
  夫ですが、小さい座面では非常に編みにくいこともあり、このイス
  程度では3ミリで十分ではないかと思います。
  下左の写真は左が3.5ミリ、右が3ミリになりますが、どちらも三つ
  撚りですが表面の違いが分かると思います。
  ワンロールで 5キロ程度ありますが、このイス程度の座面でしたら
  4〜5脚編むことができますので、4脚として1脚1.25キロですからそ
  こそこの重さになることが分かると思います。

  ペーパーコードも綿ロープと同じように、下右の写真のようにロール
  がスッポリはいるプリバケツなどに入れて、中側から引き出して使
  います。綿ロープでは中側から引き出して使う場合でも、柔らかい
  ので絡まる可能性が有りますから、センターにピンを立てたりそれ
  なりの注意が必要ですが、ペーパーコードは硬いのでまず絡むこ
  とはないでしょう。
  使い残しは蓋をしておけば埃よけになり、日焼けを防ぐことも出来
  ますし、取っ手が有りますので持ち運びも楽です。
  また複数積み上げることもできますので、なかなか重宝するのでは
  ないかと思います。
  ただポリバケツの標準的な寸法は、ロールがスッポリ入るものは
  深さがあまってしまいますので、背の低いものがあれば最適です
  が、色々探したり工夫してみてください。

  編み込みに必要なものは、ペーパ−コードを切断する鋏かニッパ
  編み目を調整したり決める木ベラかマイナスドライバー、編み込み
  を叩いて詰めるための金槌、ペーパーコードを一時的に留めてお
  くクリップクランプ、後はペーパーコードは非常に硬くて指に負担が
  かかりますのでしっかりした皮手袋です。クリップクランプは慣れれ
  ば無くても構いませんので必需品ではありませんが、まずは編むこ
  とに専念して慣れるために用意しておいたほうが良いでしょう。