Welcome to   Wood worker kei   home page

    
 

Top
Information
Exhibition
Challenge
Challenge2
Challenge3
Link

 

 Challenge 3  

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48                        
 25 編み込み 1 2004.1.13記

完成したフレームです

呼び径3ミリのペーパーコード 


  上の写真のようにフレームが仕上がりましたので、座面をペーパー
  コードで編んでいきます。
  ここでは床に敷物を敷いて編んでいきますが、しゃがみこんで編む
  ことになりますので、テンションはかけやすいと思いますが、イスの
  周りをグルグル回ることになりますし、立ち座りなども大変になりま
  すので、恒久的にある程度の数を編むのであれば、自分の作業し
  やすい高さでイスを固定できるような、編み込み専用の作業台を考
  えて見ても良いでしょう。

  イージーロッカーで説明しましたカナコ編みとは編む素材が違うこと
  もありますが、随分感覚が変わります。またこの編み方は同じ程度
  の広さの座面を編む時間は、カナコ編みに比べて随分早く編み上
  がります。
  カナコ編みの方法と必要なフレーム条件が変わりますので、単純
  には比較できませんが、この編み方は座面が三層になりますので、
  同程度の広さの座面では、少しペーパーコードの使用量が多いの
  ではないかと思います。またフレーム仕様としても薄く(上下方向)
  する必要が有りますので、見た目よりは重いイスに感じる傾向にあ
  ります。ただこれはフレーム素材とペーパーコードの相対的なもの
  が有りますので、フレームがベニマツのような軽い素材の場合です。
  ここでの編み方は紐ならどんなものでも編むことはできますが、綿
  ロープのように腰のない、テンションなどで太さが大きく変わってし
  まうものは収まりが悪く不向きですから、そうした意味からもペーパ
  ーコードは非常に硬く最適です。

  綿ロープですと非常に柔らかいので袈裟にとって、編んでいく場合
  には絡まってしまいやすいので神経を使いますが、ペーパーコード
  は硬くそうしたこともなく扱いやすいでしょう。ただ逆に編み込みで
  鋭角な部分では折れてしまうくらいですから、前に書きましたように
  編み込むフレームは R を付けて、ペーパーコードがうまくなじむよ
  うにしておく必要があります。