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 27 天板取り付け 2002.12.3記


柱の飛び出し部分を切り落とします  木口を湿らせます

木口をおおよそ小鉋で削ります  天板を本体にビス止め

天板トップを仕上げます
 


  天板に反り止めが付きましたので、本体に取り付けます。
  上左の写真のように、柱(縦框)の上飛び出し部分を少し残して
  切り取ります。  

  次に切り残し部分の木口に、右の写真のようにスプレーで水を吹
  き付け、2段目の左写真のように、小鉋でおおよそ削り取ります。
  後は天板を乗せて、本体との隙間がなくなるまで普通の鉋で削り
  ますが、前面の見えがかり部分は特に慎重に、ピッタリ密着する
  ように調整します。柱は木口ですからバリ、欠けが出ないように削
  る向きに注意しますが、ここは結構手間のかかる神経を使う作業
  です。

  調整が終わりましたら、天板の下になる面(木表)の四面を面取り
  します。それと反り止めの部材が、前の上横框より下に出ていな
  いか確認して、必ず面一以下にします。
  次に天板を本体に取り付けますが、ここは2段目の右写真のよう
  に、3箇所木ネジで横締めします。木ネジ穴は天板に近く狭いとこ
  ろですから、横締めのラチエットドライバーでキコキコやります。
  
  後は天板を仕上げて行きます。下の写真のように天板トップを仕
  上げ削りします。スケールで平面を確認しながら、初は両斜めペ
  ケの字にかけ、後は木目に平行にかけて行き仕上げます。

  鉋がうまくかからなければ、アクションランダムサンダーなどが有
  れば、わりと手早く良い面が出せると思います。ただ、これはサン
  ダーの動きの関係で少し変わった削り筋が付く傾向にありますの
  で、最後は木目と平行に320番程度のサンドペーパーで、なるべく
  柔らかいサンディングブロックを使い、目詰まりを起こしにくいよう
  にして磨きます。

  次に前後の木端と左右の木口を鉋で仕上げますが、木口は良く
  切れる鉋でないと繊維が潰れますので、適宜サンドペーパーの
  240番-320番で仕上げます。
  最後に四面と各コーナーの面取りをして本体の完成です。