次に棚板を底板と同様に張っていきます。この棚板部分にはキャ
ビネットの構造上両側面に受け桟を入れると複雑になり、コストの
関係もあり前後の框に棚板を渡して張るだけです。強度が欲しい
場合は棚板を3〜5ミリ厚くすれば良いでしょう。
上の写真は棚板を張り終わったところですが、この写真も前から
見たところです。
次に裏板を張っていきます。2番目の写真は裏板の2枚目を張っ
ているところです。
今までの張り板は全て上下のみでしたが、ここは棚板部分にも釘
打ちすることになりますので、超仕上げ鉋をかけ終わった状態で
一度並べて、スケールで棚板部分の釘うち位置をシャープペンシ
ルでなるべく薄く線を引きます。このシャープペンシルの線は私の
場合は消さずにそのまま残します。上下の釘うち案内線は今まで
通りケヒキで罫書きます。
後は今までと同様に張って行きます。下の写真は裏板を張り終わ
ったところです。
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