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 21 組み立て 4 2002.10.22記

 

 

 


 

水掛スプレー

 

 


ホゾ差込による接着剤のあふれ

 

 
  次に写真はありませんが、差し込む前足のホゾ胴付き面にも細
  筆で接着剤を塗布しますが、ここは細筆が適当ですがホゾ穴の
  ようにタップリ塗布しすぎないようにしませんと、ホゾを差し込んだ
  時に余分な接着剤が大量にはみ出す事に成り、非常に始末が
  大変になります。大量にあふれるほど塗布しても、手間と材料が
  無駄になるだけで、わざわざ必要の無い仕事を作り出しているだ
  けです。
  ホゾの胴付き面をすき取った所が接着剤溜まりになり、塗布した
  接着剤がうまく吸収されて、ほんの僅かのはみ出しになるように
  塗布します。どの部分もたっぷり塗ればいい分けではなく、適量
  があります。ホゾや胴付きの意味や働きを良く考えて、ケースバ
  イケースで対処していきます。
  ホゾの結合はあくまでホゾとホゾ穴で、胴点き面は密着すること
  に意味があり、胴付き面の接着剤による接合強度はあくまでも
  補助になります。
  こうしたことは他の作業でもよくあることで、作業の目的即ち何の
  ためにこの作業をするのか、意味即ち何のためにこの作業が必
  要なのかを良く考えて無駄なことをしないようにします。  

  はみ出した接着剤は直にふき取りませんと、沁み込んでしまった
  りしてオイルのオイルフィニッシュムラの原因になりますので、ウ
  エスやティッシュペーパーなどで、手早くふき取ります。場合によっ
  ては上の写真のようなスプレーで水を吹きかけふき取りますが、
  気を付けませんと接着剤が水に溶けて、逆に広範囲に沁み込ん
  でしまう可能性がありますので、吹きかける水の加減に注意して
  ください。
  そんな時私の場合はどちらかと言えば洗い流す感じで多めにか
  けますが、なんといっても多くはみ出さないようにするのが一番
  です。また、水をかけたところはしっかり水分をふき取りますが、
  ペーパー処理をしたところは木を押し潰していますので、必ず木
  が膨れてきますので、濡れた所が乾燥しましたら必ずもう一度
  ペーパーをかけて面を均一にします。
  
  下の写真はホゾを差し込んで、余分な接着剤がホゾ先に付いて
  押し出されて来たところですが、これは割と少なめなほうですが、
  これはアームの板厚が薄いためで、足のホゾなどの部分では垂
  れるほどになりますが、これは満遍なく行き渡らせるためには必
  要なことで、必要経費と考えて必要なところには惜しみなく使いま
  す。この接着剤も雑で構いませんが、必ずふき取ります。これは
  飛び出したホゾ先を切り落とすときに、部材に接着剤が付く可能
  性がありますので、予防のために前もってふき取っておきます。