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  いのちの授業 鈴木中人

いのちの願い 


 
 『いのちのバトンタッチ』 いのちの授業の思い



   いのちのバトンタッチは、いのちの授業のテーマであり、会の名称です。
   実は、その命名の原点は青木新門さんです。
   青木さんは、映画「おくりびと」のモデルと言われる方で、ベストセラー「納棺夫日記」の著者です。

   2000年頃、私は、長女・景子の死をどう意味ある者するかを求めていました。
   そんなとき、青木さんとの出会いがありました。東京・早稲田の喫茶店での小さな囲む会。
  
   私が子どもを亡くしたことをお話しすると、ある詩を詠んでくれました。

   「いのちのバトンタッチ
    人は必ず死ぬから、いのちのバトンタッチがあるのです
    死に臨んで先逝く人が「ありがとう」といえば
    残る人が「ありがとう」と応える
    そんな一瞬のバトンタッチがあるのです
    死から目をそむけている人は、見そこなうかもしれないが
    そんないのちのバトンタッチがあるのです        」 
   
  「景子が、いのちのメッセージを遺してくれている。いのちのバトンを託してくれている。それを、私の体験
   として語ることでバトンタッチしていこう」。それが「いのちの授業」のはじまりです。
   
   2005年、会社を早期退職して「いのちの授業」の活動を始めました。
   会の名称に、「いのちのバトンタッチ」の思いを込めたい旨を青木さんにお願いしました。
   青木さんから「どうぞどうぞ、喜んで」とのエールをただきました。
   そして、「いのちをバトンタッチする会」と命名しました。

   みんな、託し託された「いのちのバトン」があります。
   自分の体験と思いを、「いのちのメッセージ」として、自分の言葉で語り継いで参ります。

いのちをバトンタッチする会

〒450-0003
愛知県名古屋市中村区名駅南2−7−2
東海医療科学専門学校内
TEL/FAX  052-581-8686
メール inochi-b@hm7.aitai.ne.jp