ドイツでの１年（２歳）

1992年５月６日（みなみの２歳の誕生日の前日）、ドイツへ向け出発の朝、長崎市小江原ニュータウンの自宅前にて。近所のチビッ子全員集合。














長崎駅からＪＲかもめに乗って博多へ。















　福岡空港出発ロビーにて。
　この後、ＪＡＬ便にて成田へ出発。


























　前泊した成田空港側のホテルにて。見送りに来てくれた祖父母と従兄弟達と。

１９９２年５月７日（みなみの２歳の誕生日）
ドイツ　フランクフルトへ向けＪＡＬ便にて出発しました。８時間を越す長旅の機内では兄２人もみなみもとてもお利巧さんでした。


ドイツでの最初の夜（１９９２年５月７日）。滞在することになった研究所の半地下の住居には、みなみのために小さなベッドが用意されていました。モンチッチのような柄の包布は、すぐにお気に入りになりました。夜遅くに着いたため、疲れてご飯も早々に寝てしまいました。

翌１９９２年５月８日、１日遅れの２歳の誕生パーティー。兄のまねをして、両手を使って２歳サインをしています。

幼児椅子のテーブルの上に差し出した誕生ケーキの２本のロウソクを勢い良く吹き消しました。

子供達が（親も？）とても喜んだのが、泡風呂でした。広い浴槽にスーパーで見つけてきたシャボンを入れ、お湯を張るとハイ泡風呂のできあがり。なかなか出ようとせず、３人でお風呂遊びを満喫していました。

住居のすぐ前の裏庭は大きな木があり、子供達の格好の遊び場でした。後ろの窓が父の仕事場で、通勤時間は１０秒でした。

電車に乗って、初めて、遊びに出かけたフランクフルトの動物園。この頃には、動物の名前が言えたように思います。親も一緒になって、広い動物園を楽しみました。

兄、雄太朗の６歳の誕生日（１９９２年６月３日）。みなみもハッピバースデイを歌っています。ケーキの大きさを見てください（ドイツではこれが標準サイズです）。

三者三様のポーズで、ハイ、チーズ。みなみが一番強そう？。

1992年7月15日ノイシュバンシュタイン城のふもとのホテルの最上階（屋根裏部屋）にて
夏の休暇をもらい、初めての旅行に出かけました。９日間のヨーロッパアルプス旅行の初日です。空の見える素敵な部屋にみんな大喜びでした。
ノイシュバンシュタイン城へ２頭立ての馬車に乗って登りました。御者さんがシャッターを押してくれました。

７月１６日ボーデン湖のほとりの町リンダウのお花の美しい公園にて

７月１７日スイス、インターラーケンへ移動。１８日登山鉄道に乗って、ユンゴフラウヨッホへ。

登山鉄道は急勾配を登るため、車両の座席は傾斜に合わせ傾いて作られています。

ユングフラウ　ヨッホの雪原。初めての銀世界に大はしゃぎで駆け出しました。


陽射しが出るとまぶしくて目を開けていられず、みんなで「ごめんなさい」してしまいました。


滝のあるラウターブルンネンで見つけた公園で。この頃のみなみはこのシーソーの遊具があると必ず乗っていました。

インターラーケンの町のレストランでの昼食。

　雪原のまぶしさを経験して、下界に下りてきてすぐにみんなの分のサングラスを買いました。子供達一人ずつ順番に得意のポーズで写真を撮りました。みなみもオムツが見えてますが、ポーズを決めています。
















登山鉄道の途中の駅、クライネシャイデックにて。スイスアルプスの風景。

インターラーケンで３泊お世話になった家庭的なホテル。出発の日の朝食。チビッコを３人も連れた日本人は珍しいのか、ホテルの奥さんがとてもかわいがってくれ、この写真も撮ってくれました。みなみだけは我、関せず、「パンがおいしい」と食べています。お別れにホテルの奥さんと記念撮影もしました。

７月２０日、フランス、シャモニーへ移動。翌２１日、２本のロープウェイを乗り継いでエギーユ・ド・ミディ（3842ｍ）へ。１本目のロープウェイ（６分間で標高差1263ｍを昇る）を降りた途中駅で一休み。









２本目のロープウェイ（５分間で標高差1534ｍを昇る）を乗り継いで、モンブランが見えるエギーユ・ド・ミディ（3842ｍ）へ。今度はみんなちゃんとサングラス持参です。




















一気に3000ｍ近く登ったため、気分が悪くなり機嫌の悪くなったみなみを、まだ元気だった雄太朗がなだめています。

そのうちに子供達は３人ともしゃがみこんでしまい、早々に途中の駅まで降りてきました。雪原に下り、雪遊びをするとすぐに元気回復です。

シャモニー（フランス）からモンブラントンネル（後ろの山並みの下）を抜けてイタリア側の町、クールマイヨールへ来ました。この町のレストランで食べたスパゲッティのおいしさとボリュームが最高でした。後ろの青い車が古いけどみんなを乗せてよく走った愛車「フォード　シエラ」です。