『みんなで地球・愛&あいち環境NPO活動ワッショイ』

 第4回 炭と土着有用微生物による水質及び自然環境浄化活動紹介

<水素発酵による水素生産・水素発生微生物の発見と水素発生>

炭やきは地球を救う−国際シンポジウム・炭と微生物

        主催 NPO法人矢作川と三河武士フォーラム

共催 あいち炭やきの会・みんなで地球愛ワッショイ!実行委員会 

4回みんなで地球・愛ワッショイ!実行委員長 鬼頭 俊雄

 日時:8月2日(土)10時〜17時、      

 場所:愛知県豊田市 豊田スタジアム一帯(コンコース・芝生広場)

     活動発表・パネル展示・内容紹介・フリーマーケット

    市民参加アトラクションなどへの参加は無料です。

講演会・パネルデスカション・シンポジュウム。

     講演会の参加費 一般2000円・市民ボランティア活動者1000円)資料代

     予定講演者>8月3日(日)10時〜16時 記者報道室 

◇大阪工業大学客員教授 小川 真 氏   ◇国際炭やき協力会会長  杉浦 銀治

愛媛大学大学院農学研究科教授 鶴見武道氏◇元東邦大学理学部教授  大森 禎子

明星大学 理工学部環境システム学科 教授 吉澤 秀治

◇横浜国立大学  講師 佐野 彰 氏   ◇大坂工業大学  講師  古崎 康哲氏

愛知教育大学名誉教授 太田 稔 氏   ◇豊田市立古瀬間小学校長 近藤 憲司氏

NPO法人矢作川と三河武士フォーラム 理事長 鬼頭 俊雄 他

     地球に優しく、自然に、人に優しい素材研究及び活動者を広くお願いし多くの方に参加要請します。

パネルデスカション16時〜17時 参加者との意見交換

8月2日午後17時30分より<講演・参加関係者…会費3000円で親睦交流会開催>

◆<市民参加アトラクション> 参加費は無料です。

◇炭と微生物で蘇った矢作川水系・樫尾川の見学、現地観察案内 8月2日(土)10時

豊田スタジアム出発 2日10時30分、 車で送迎、先着30名 

◇矢作川遊覧  8月2日(土)12時30分〜13時30分、矢作川・久澄橋下流一帯、自然が蘇った矢作川を、矢作川環境・自然観察を舟で遊覧(久澄橋下流〜30分) 先着30名 

◇参加費無料三河湾水質浄化フォーラム 豊田スタジアム 2・3日 朝10時〜 矢作川水系・三河湾流域住民の水質浄化活動報告とパネル展示 

◇ジュニアふれあいハートフェスタ、魚の?み取り 8月2日(土)13時30分〜14時

郷土芸能発表会 豊田スタジアム 特設ステージ 2・3日 朝11時〜適時開催 

<参加希望者募集受け付け> NPO法人矢作川と三河武士フォーラム 本部事務所 愛知県豊田市美里4丁目−2−23

電話TEL88−8111、FAX88−8112

emexpo21@hm7.aitai.ne.jp http//:hm7.aitai.ne.jp/~emexpo21 

予定締め切り 7月30日 

第4回みんなで地球・愛ワッショイ!実行委員会 担当 鬼頭まで



 
地域有用微生物の活用による河川の浄化方法       
   NPO法人矢作川と三河武士フォーラム 理事長 鬼頭俊雄

 

 21世紀最初の万博『愛・地球博』は地球環境問題が基本テーマであり、地球未来への提言博覧会でもあった。具体的には「持続可能な共生社会の実現」のため、何をすべきか、どのような夢を持つべきかが提言された世界博覧会として開催された。その中での始めての試みとして「市民参加」のプロジェクトが加えられたことの意義は大きかった。

  私たちNPO法人矢作川と三河武士フォーラムは来場者への提言として、 炭やきは地球を救う" の一環として<地球がくれた宝物“炭と微生物”>のテーマでここに参加した。本来、微生物が環境浄化に関わっていることはよく知られているが、現代は環境汚染のスピードがあまりにも早く、追いついて行けないのが実情である。我々はこの微生物の浄化能力を最大限に発揮させて、川を浄化する方法を考案し、この7年間、実際に川に微生物と竹炭を投入することにより、主に矢作川を浄化した実績を以下に報告する。

 具体的には、浄化しようとする河川に生存する浄化菌を含んだ川の水をタンクに汲み上げ、予め活性化した嫌気性微生物群と餌としての糖蜜を加えて約1週間かけてその浄化菌を最大限にまで増殖させた。その増殖の目安はPHで管理し、3.7 3.8 を目安とした。  この浄化能力を最大限に強化された有用微生物増殖溶液を、浄化しようとする川の支流から投入することにより、その浄化能力を下流にまで影響力を持たせることに成功した。  その能力を更に一層強化する目的から、この増殖液を竹炭粉末に添加し、混練竹炭を川に投入することが効果を更に倍加する秘訣である。特に、竹炭はこれら微生物を保持するのに適した細孔が多いために、その微生物群の『快適なアパート』となり、川底に沈殿、浮遊しながら汚染物質を加速的に分解浄化することを可能にしている。

 従来から『炭』が浄化作用を持つことは知られており、実験報告も多数あるものの、河川のような大量の水を浄化するには力不足であったが竹炭に大量の微生物を生存させるこくに成功、これを顕微鏡でも確認、竹炭を竹炭片としてではなく、『微粉砕した炭』の中に微生物を増殖させて使用することにより、その浄化効力を何乗倍にも高め、河川浄化をも可能にしたのが最大の発見であった(顕微鏡写真参照)。

 

    ☆NPO法人矢作川と三河武士フォーラム環境部による浄化実績報告 

 

1.樫尾川:平成14年開始、毎週800lの有用微生物溶液と竹炭100Kg 投入。

 鯉、鮒など魚群多数復活、カワセミも出現。豊田市河川課のモデル委託事業。

2.豊田スタジアム探索水路:平成15年開始、毎週有用微生物600 1000l 、竹炭80Kg  大きなゴミ除去用の梁設置、どぶさらえ月に1度。黒メダカ大量に安定的に繁殖、悪臭 全く無くなる。カルガモ、水鳥、カワセミも飛来。

3.御船川(山田川):平成15年開始、毎週600lの有用微生物、竹炭80Kg投入。

 養豚場の悪臭対策として臭気半減、川床の清浄化により魚と野鳥集まる。

 実施団体: せせらぎ会に依頼、 地元住民より感謝される。

4.逢妻男川鉄鋼団地下流:平成15年開始、同年終了。

5.境川・学校前:平成15年開始、同年終了。毎週800lの有用微生物、竹炭80Kg投入。  三好町立北中学校協力。

6.山の手川(山の手公園前):平成16年開始、毎週600lの有用微生物、竹炭70Kg投入。 小鮒多数発生、市立山の手小学校6年生参加協力、同校確認。

7.境川・小石川:平成16年開始、毎週1000l の有用微生物、竹炭100Kg 投入。

 川底のへどろを分解し、小魚や鯉の遊泳が多数観察される。黒笹自治区協力。

8.逢妻川:豊田市の水質浄化事業としての取組開始、平成17年9月より、毎週2ton・の有用微生物と竹炭200Kg 投入(1tonの培養タンク4基設置、現地継続培養)。

 

  以上の結果、本流の矢作川の浄化傾向が顕著にみられ、天然鮎の遡上、川えび、すなもぐり、ギギなど以前生息していた川魚が復活し、大勢の鮎釣り人が戻ってきた。

  この実績は市立益富中学校や近隣の市民によっても確認され、豊田市西中山自治区から西中山川の水質浄化のための技術指導の要請など地元民からの参加活動が活発化してきた。この事はこの浄化方式の効果の現れであり有用微生物の活性化による自然循環能力の回復効果と考えられる。別の機会に報告することとするが、この微生物入り竹炭粉末は汚染水の浄化能力の他、家庭やトイレの脱臭材としても極めて有効である事が分かっている。

<その他の取組み>

1.愛媛県松山市・愛媛大学と市民活動団体による明神川水質改善活動協力依頼に参加。 平成18年1月より毎週2tonの有用微生物の投入開始。

2.名古屋市緑区・新川排水路の浄化について、4月より名古屋市との合同事業としてス  タートし、毎週2tonの有用微生物と竹炭150Kg の投入により、顕著な浄化効果がみら  れる。川底のへどろの自然剥離により2週間後には早速鴨の飛来が見られた。

3.(1) 江南市五条川の水質浄化活動への参加要請。

  (2) 浜松市篠原川の水質浄化活動への参加要請。

  (3) 浜松市三ヶ日町・猪鼻湖の水質改善事業に関する調査活動。

 

          ☆竹炭を環境浄化材として使用する事の意義

 地球温暖化対策の一環として、炭化材を燃焼目的でなく、川の浄化や環境浄化、土壌改良材として地球に戻すことは化石エネルギーの消費とは逆に、炭酸ガスを固定化し(炭1tonはCO2 33tonの固定化に相当) 地球に戻す運動でもある。竹の成長は木材の数倍でありその固定化能力はその分大きい。又、放置竹林の山林破壊が問題となっている今日、その解決策となり得る。実際、台湾では竹炭の繊維化や電極、ナノチューブ製造資材への応用などが精力的に行われている。竹は自然破壊のないリサイクル可能な優秀素材である。
商品名<三河武士>
天然石鹸竹炭入り1個750円消臭剤1缶300円 
ご注文は送料別 emexpo21@hm7.aitai.ne.jp